その想いは日本代表選手から日本リーグの選手一人ひとりへと伝わり、やがてそれは企業やチームに依存するだけではなく、自立した選手、人間でありたいという気持ちにつながっていきました。誰かに頼り、甘え、現状を変えてもらおうとただ待っているのではなく、これからは自分自身がハンドボールという競技や選手の、さらにはスポーツそのものの価値を高めていかなくてはならないという意識を持った選手たちがその想いを実現させるために2008年4月1日に発足させたのがアスリートフォーラム「PASS(パス)」です。
PASSというネーミングは、
Progressive(前進的、向上的な)
Athlete(競技者)
Sportsmanlike(正々堂々とした、スポーツマンらしい)
Self-discovery(自己発見)
の頭文字からとったもので、アスリートが互いに自主性、フェアプレー、フレンドシップの精神を持ち、互いに高め合い、スポーツの価値を築き上げることを目的として立ち上げたアスリートによる組織であるという想いと、所属チームや競技種目の枠を超え、スポーツを通じての「パス交換」が出来るようにという想いが込められています。
会の運営はPASSに所属する選手自らが支払う会費によって行われ、クリニックなどを通じ、選手を身近に感じてもらうとともに競技の技術や楽しみ方等の提供を行ったり、各種大会でのPRならびにPASSシート(招待席)や交流会による競技種目の枠を超えた選手間の交流を推進するといったことを中心にスポーツ選手の自立と自律およびスポーツの普及促進、社会貢献等を理念として掲げ、各企業、各チームとも連携をとりながら、PASSの活動によって様々な課題をPASSすることが出来るように今後活動していく予定ですので、皆様宜しくお願いいたします。
〜PASS会費にて行った活動〜
・第5回東アジアクラブ選手権
日本、中国、韓国の選手にSPORTS WE RESPECT Tシャツを着て頂きました。



■湧永製薬 古家選手のコメント
今回の東アジア大会では各国の選手が同じTシャツを着ていたということで、
選手同士がすごく親近感を持って接することができたと思います。
中国・韓国の選手に最後のパーティーで記念写真を依頼した時も、Tシャツを
見せれば何も言わなくても、笑顔でそれを着て握手をしてくれました。
やはりスポーツには言葉や国を越えて、友情や喜びを共有できる力があるんだと
実感しました。これからもそんなスポーツの素晴らしさを少しでもたくさんの人に
伝えていけるように様々な活動をしていきたいと改めて思いました。
■韓国 イ・テヨン選手のコメント
このTシャツには非常に意味がある。日韓だけでなく、いろいろな国と手を繋ぎ
スポーツの価値を高めて行きたい。
■中国 フェン・ニン選手のコメント
最近アジアではいろいろな事があったが、このTシャツの言葉通り『スポーツを尊敬』し、
同じスポーツ仲間として国を越えてスポーツの価値を高めて行きたい。
■大同特殊鋼 高木選手のコメント
東アジアにおけるハンドボールの環境は、日本と同じでチーム数の減少など厳しい状況に
あると思います。しかしながら今回東アジアクラブ選手権で日本、韓国、中国の選手の
共通の理解の下、「RESPECT」Tシャツを着て大会に参加できました。自分たちが
ハンドボール選手としての誇りと自覚を持ち、見に来てくれるファン、サポーターの
心をつかむプレーをしていかなければいけません。そして、ハンドボールというスポーツ
の価値を高めていくことが私たち選手の大きな課題ではないでしょうか。
今回そのメッセージを韓国、中国の選手と手を取り合って伝えることができました。
今後も選手自身で積極的に思いを伝える活動をしていきたいと思います。
・第2回会合 2008年 3月17日 ナショナルトレーニングセンター
・第32回日本リーグ男子プレーオフ
(画像)(SPORTS WE RESPECT Tシャツによるメッセージ発信)
・北京五輪アジア再予選
(画像)(ビッグTシャツによるメッセージ発信)
スキーアルペン競技: 吉越一平選手 福崎翼選手

レスリング: 小島豪臣選手

ラグビー: NECグリーンロケッツ
橋本正吾チームディレクター 久富雄一選手 角田道生総務 向山昌利バイスキャプテン
安藤栄次バイスキャプテン 岡村要コーチ

ビーチバレー: 楠原千秋選手 朝日健太郎選手

フットサル: ペスカドーラ町田 石渡良太選手

・2007年全日本総合選手権




・第1回会合 2007年12月21日 駒沢体育館
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PASS とは
昨年9月に愛知県豊田市にて行われた北京五輪男子アジア予選で3位に終わり、北京五輪への出場権を獲得することがかなわず、これでソウル五輪以来20年間五輪へ出場出来ないという事が決定してから、日本ハンドボール界の悲願である五輪出場権を獲得するためにこれからやっていかなければならないこと、そして今まで敗れる度に忘れてしまってきた様々な想いを決して「忘れない」ようにハンドボールを愛する全ての人々が現状の課題と問題意識を共有して、ロンドン五輪に向け再出発していかなくてはならない、そしてロンドンのコートには必ず日本代表が立つのだという願いを込め、日本代表男子チームが発起人となり、メッセージ性のあるTシャツを日本リーグの会場等で着用、販売するとともにシュータスHPにおいて日本代表選手並びに日本リーグに所属する各選手からいただいたメッセージを全国に発信するという活動を行ってきました。それが、「忘れない」企画です。
忘れない企画 とは
忘れないBIGTシャツによる応援
大同特殊鋼の皆さん
・PASS会長からのメッセージ
岩本 真典 (大崎電気工業ハンドボール部)
アスリートフォーラム「PASS」を発足するにあたり関係各位の皆様に厚くお礼申し上げます。
昨今、社会現象にもなった「中東の笛」に代表されるようにハンドボール界、スポーツ界では様々な問題が起きています。これらのことを選手一人一人がもう一度考え直し自覚し、フェアプレー、フレンドシップの精神を持って行動し、お互いに高め合い、スポーツをリスペクトすることによって始めてアスリートと呼ばれると考えています。
ハンドボール選手が自立,自律したアスリートを目指しハンドボール界へ!そしてスポーツ界全体がより良い方向へ向かって行けるよう努力してまいりますので今後とも宜しくお願い致します。
・PASS副会長からのメッセージ
山口 修 (湧永レオリック)
皆様こんにちは。この度、アスリートフォーラム「PASS」発足の運びとなりました。
PASSとは、Progressive(前進的、向上的な)、Athlete(競技者)、Sportsmanlike(正々堂々とした、スポーツマンらしい)、Self-discovery(自己発見)の頭文字をとったもので、アスリートが互いに自主性、フェアプレー、フレンドシップの精神を持ち、互いに高め合い、スポーツの価値を築き上げることを目的として立ち上げた選手主体の組織です。所属チームや競技種目の枠を超え、スポーツを通じての「パス交換」が出来るようにという想いが込められています。私も「PASS」の理念に賛同し、発足のお手伝いをさせていただきました。
皆様もご存知と思いますが日本ハンドボールリーグの選手は所属先によってプロ契約の選手、契約社員の選手、正社員の選手、子会社の社員の選手など様々な立場のもとでプレーを続けております。そのような中、所属チームごとでの地域貢献、社会貢献、普及活動などは積極的に行われていますが、複数のチームが協力しあって同じ活動に参加する事はあまり多くありません。もし所属の違う選手同士の社会貢献活動・技術指導会・ハンドボール講習会等がもっと積極的に行うことができれば更にその活動は充実したものとなりハンドボール普及・発展・選手自身の人間的成長・選手の自立(自律)へと繋がっていくと考えております。
まずは私たちのフィールドであるハンドボールの普及、価値を高める活動からしっかりと取り組んで行きたいと思いますので「PASS」のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
・2008年度各チーム代表